THE BOOM 平成二十三年 春夏公演 「光」 その1 [音楽]
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4月29日。 GW初日に、横浜ブリッツへ。
THE BOOMのツアーライブに行って来ました。
震災で、アルバム発売が延期になって、タイトルと編成を変えて行われる、「光」公演。
心して、全部の曲を聞いてきました。
まだツアー序盤なので曲名は書かないですけども、あ、それね。と予想がついちゃうかもしれないので、ご注意を。
ライブハウスに椅子を入れての、ブリッツライブ。床はフラットだけど席数も少なくて、しかも丁度ステージ正面の席だったので、10列目でもとってもよく見えました。
1曲目、2曲目。 あぁ、こんな風に始まるんだ。。。
1曲目の最後は今、どんな人にも大事にしたい歌詞かもしれない。過去ではなく未来へ。。。
2曲目は、ミヤさんがラジオで「歌詞の一部を変えて歌いたい」とゆっていた曲。どうなるんだろう・・と思ったけど、やられました。
ミヤさんの作詞力に脱帽。 ホントにね、この1ヶ月半・・・それぞれ違いはあれど、 嵐のような日々だったはずだから・・・
たった5人のシンプル編成だからか、明るいポップな曲からしっとりとした曲へふり幅が大きくても違和感なく。
どの曲も、気持ちにすーっと、染みこむ感じがしました。
今回の被災地からは少しだけ離れるけれど、季節というか似た風景があるんだろうな。。と思える、とある場所の曲。
そして、今回のライブで、やるだろうな、聞きたいな・・と思っていた曲。
間奏にミヤが吹いた、「ふるさと」の一節は、どこまでも音が伸びてゆくようでした。
今までライブで聞いたことがなく、でも二度とライブではやらないだろうな。。。と、聴くたびに残念に思っていた、超絶にカッコいい曲。 まさか、この編成で、今、ここで初めて聞けるとは思いもしませんでした。
タカシ君のギターも、ヤマさんのベースも、ごつごつと音が厚くてカッコよかったけど、この曲はとにかく! 鶴基さんのピアノが要です。 あぁ、鶴基さんがいてくれてよかった、聞けてよかった。 つくづく思いました。
家に帰って、歌詞カードをじっくり見直しました。うちなーぐちはやっぱり細かく意味がわからないけれど、そして英語詞はライブでは聞き取れなかったけど、 いろんな意味を込めて、日本も海外の今内戦になっている国にも・・・この曲はそうか、今演奏したい曲だったんだなぁ・・・と。
ミヤの弾き語り。福島に行った時の話。 時に率直過ぎる位に思えるミヤさんの言葉は、動きが遅かったり、地味だったり、目に見えにくかったりするのかもしれない。
でも、深く考え思うからこそ、軽々しく言ったり行動したり出来ないのかなと思えるところも含め、ミヤさんがやはり大好きだとそう、思います。
メンバー4人だけで、やった曲。2002年に沖縄で、初めてミヤの弾き語りで聞いた時の白いシャツの色が今でも鮮やかに蘇ります。 あの時は、9.11の次の年で、そんなこともあって作られた曲なのかと思うけれど、 今はホントにシンプルに、被災地や被災されたすべての人へ、いや、彼らの曲を必要とするすべての人に贈られた曲のよう。
そう、出来ることしか出来ないからこそ。 心をこめるっていうことかもしれないなと思いました。
あと・・・本編のラス前に演奏された、曲。私にとって、とても大切なとても聞きたかった曲。 でも、サビの歌詞がもしかして何か引っかかりになるんじゃないか。。。やってくれるんだろうか。。と思っていたので、
イントロがかかった時に、本当に嬉しくて。 いつ聞いても伸びやかで、鮮やかな曲。そして最後のミヤの踊りの動き。 この曲のモチーフになった島にもまた、行きたいです。
この曲のタイトルのように。 でも無理はせず。 私の出来ることを長く続けていけたらいいなと思います。
ミヤさん、そしてメンバー全員と鶴基さん、 会えてよかったです。 ありがとう。
あなた達と同じ時代に、同じ時を経験していること が勇気をくれる。
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